2013年の初め、日本の運転免許証をタイの運転免許証へと書き換えに行って来ました。
向かった先は、バンコク都内BTSバーンジャック駅近くのプラカノン第3陸運局。
タイの運転免許を手に入れるためには、ノンイミグラントビザを持っていること、あるいは、タイに3ヶ月以上滞在していることが条件となります。
必要な書類は以下の通り。
@運転免許証抜粋証明<英文>(日本の免許証を大使館に持って行き、780Bで英文へと書き換えてもらう。1ヶ月以内のもの)
A在留証明書<英文>(大使館で780Bで取得。1ヶ月以内のもの)、あるいは、ワークパミットのコピー
Bパスポートの写真のページとビザのページのコピー(陸運局内で1枚2Bでコピー可能)
C健康診断書(街中の小さなクリニックで100B前後ほどで入手可能。なお、皮膚科クリニックなどでも発行してくれるところもあります※要相談。日本語通訳サービスがあるような大手病院ではとんでもない金額になります。1ヶ月以内のもの)
ちなみに、写真は免許発行時に撮影してくれるので、持参する必要はありません。
また、同じ日にバイク免許の取得や書き換えをする場合、上記の書類はコピーで済むので、在留証明書・健康診断書は、それぞれ1枚あれば十分です。
まずは受付で上記の書類を全て提出します。
そして、テストの用紙をもらって、身体検査(部屋番号は15か16)に向かいます。
身体検査は全部で4つ。
@色覚検査
緑・赤・黄色の縦型信号機の色が変化します。
その色を正しく言い当てる、難しさのカケラもないテスト。
※この検査は2013年時点ではありませんでした。おそらくは視野検査でついでに行っていたものを、分けたのだと思われます。
A視野検査
真っ直ぐ前を見つめて視線を逸らさずに、左右それぞれにある○の変化する色(赤か緑)を言い当てるテスト。
この検査も特に難しさはありません。
B瞬発力の検査
いわゆるブレーキテスト。
アクセルを長く踏んでいると、前方の装置の緑のメーターが上がっていきます。
赤の領域に突入する前に、ブレーキを踏めばOK。
よほど反射神経が鈍いのか、たまに落ちてる人がいました。
C奥行きの検査
前後にずれている2本の棒を同じ位置にそろえる検査。
緑と赤のボタンで前後を操作して、棒の位置を隣の棒と同じところまで持っていきます。
何だか不安なキモチになる検査ですが、普通の遠近感を持っていれば、必ず受かります。
失敗しても再び挑戦することが可能ですが、規定回数内(2〜3回以内)にクリア出来ない場合は、また翌日来ることになってしまいます。
無事に身体検査をクリアしたら、後は免許の発行だけ。
受付に行って、番号札をもらいます。
番号が呼ばれたら、写真を撮影して、お金を払って、免許発行。
でも、これは仮免許なので、また一年後に来なくてはいけません。
免許発行にかかる費用は205B(免許取得費用105B+写真撮影代100B)。
(更新日:2014.1.12)
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