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レーシック手術

今回は手術当日のことを書きたいと思います。

朝に来院して、支払いや同意書の提出を済ませ、まずは視力のチェックです。
視力の検査の結果、前回と今回で差があった模様。
他の人と違って、二回呼ばれて再検査。
私は元々の視力が日内変動もあったりと不安定なので、まあ仕方ないのかなということに。
実際の視力の数値は変わってないらしく、前回検査時の予定視力の通りに手術を行うと言われました。

手術時の注意事項のガイダンスを見たり、手術着を着たり、何回か目薬を差されたり、先生による術前診察を受けたりしているうちに、いよいよ手術が始まりました。
午前の前半の部は、総勢10人ほどが手術するようです。

一人ずつ呼ばれ、手術がスタート。
手術室の前で、看護師さんに沁みる目薬を差され、目の隣にガーゼを貼られ、手術帽をつけられて、最後に、術中の注意事項を確認されます。

私は四番目でした。

名前を呼ばれて中に入ると、今まさに手術を終えた人が台から降りるところ。
院長先生と若い先生、そして、看護師さんがスタンバイしています。

台に仰向けで寝ると、頭を動かさないように言われ、手術が始まります。

まずは、フラップの作成。
眼球を固定する透明の器具を目の中に入れられ、固定したところでグッと吸引。
結構な圧を感じますが、そんな余韻もないままに、上から機械が降りて来て、何も見えなくなります。
そして、ブラックアウトした視界で、強力な圧力を感じたまま、十秒ほどで機械が離れていきます。

圧迫感を感じていたせいなのか、固定した器具を外されたときに、涙がホロリ。。。

次に、寝たままで台の角度を変えて、レーザーの照射に移ります。
金属製の開眼器で眼球を開くと、目の中に液体を注入し、先ほど作成したフラップを先生が捲ります。

そして、レーザーの照射。
私の場合は36秒でした。
照射中は赤く点滅する光を見ていなくてはいけないのですが、光がもの凄く散らばってどれが光の本体なのか全くわからず。
しかも、照射中のジーって音もなんか怖いし。。。
きちんと赤い点滅光を見ていないとレーザーは照射されず、何度か照射が中断されました。
そして、ようやく終了。

正直なところ、まあまあ苦痛な手術です。
術中の痛みはあまりないですが、何だかよくわからないままに、圧迫感やらレーザーやらに追われることになります。

術後、フラフラと手術室を出ます。
視界はぼんやりとはしているものの、術前の裸眼と違って、何となく見えている感じ。
不思議な光景でした。。。

そのまま薄目を開けて、椅子へと誘導されて歩いて行きます。

ここで1時間半から2時間ほど、目を閉じたまま待つわけですが、目がもの凄く痛い。
とにかく痛い。
体感したことのない痛みに、目を閉じているのにも関わらず、涙ボロボロの鼻水ダラダラ。
レーシックの体験談にこんな痛いなんて記述はなかったし、事前説明も痛みがある人もいる程度だったから、油断してた。。。

猛烈な痛みに耐え、たまの目薬点眼の合間に、先生の診察に呼ばれました。
フラップは綺麗に作成されてるそうで、問題なく終了。

午後の検診までの数時間は院外に出ていることになるのですが、目を開けると眩しい&激痛。
術前にもらった保護メガネをかけて、小鹿のような足取りで外へと赴きました。

が、、、
眩しくて前向けないし、痛すぎてフラフラするし、もう完全に怪しい人のまま、すぐに座れそうな喫茶店を模索。

10分後、安息の地を見つけたわけですが、術後の遠視がもの凄くて、近くの文字が全く見えず。
それにも負けず、なんとか注文を終えて、目を閉じながら、ガムを噛んで気を紛らわし、じっと痛みに耐えてました。

1時間ほどして、痛みが治まってきて、光に対しても眩しさを感じないようになってきたことに安堵感。

更に一時間後には、痛みが消えていました。
まだ、眩しさはありますが、裸眼で普通に歩けます。

院内に戻ると、簡単な視力の検査と診察をして終了。
先生的には、かなり強い術後の遠視が出てるので、数ヵ月後の視力は良いハズと。

遠視のせいで、近くは見えないですが、ある程度の距離のモノは裸眼でちゃんと見えます。
ふおお。。。凄いですネ!

この日は、対ドライアイ用の目薬を1時間おきに、ステロイド目薬と消毒用目薬を4時間おきに差して、保護眼鏡を顔に貼り付けて眠ります。
ちなみに、外出時は保護サングラスの着用が必須です。

そんなわけで、強烈な痛みに心を折られながらも、無事に手術完了しました☆


(更新日:2013.5.15)


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